孤独死のお知らせをうけた話

孤独死。

皆さんはその言葉にどんなイメージを持ちますか?

高齢者

一人暮らし

近所付き合いがない

さみしい

周囲が気が付かない

こわい

まさか 自分の 家族は 孤独死しない。

自分には関係ない。

自分は大丈夫。

何をすればいいかわからない。

実話です。

ある定休日、外出先に店から電話が入りました。

社長(夫)からです。

「今、Mさんが来店して 遺体を警察に引き取りに行かなきゃ

ならないっていうんだけど どうしたらいい?」

「どういうこと?誰の遺体?どうして?何があったの?」

休日モードの私はさっぱりよくわかりませんでした。

よく聞くと

Mさんの弟さん(仮にAさんとしよう)の居住していた団地の

自治会から

「Aさんの家から異臭がする、郵便物もたまっている、警察を呼ぶ」

と連絡があったそうです。

当時Mさんは不在でMさんの奥さんが対応。

立ち会ってドアを開けると

ハエがブワーっと飛び出してきたそうです。

姿が見えない。

生活していた時間が止まったような部屋。

どこにいるの?

台所にもいない。

寝室にもいない。

風呂場にもいない。

ハエが来る方向をたどってみる。

トイレ。

いた。

座っていた。

白骨化していたそうです。

遺体検視結果の死亡推定日時。

その数日前

兄であるMさんは偶然街中で会ったそうです。

なんのことなく軽く挨拶をして別れたそうです。

だれが、想像したことでしょう。

本当の別れが来るなんて。

Mさんは「なんであの時もっと話をしなかったんだろう」

そうつぶやいていました。

でも、現実の対応は迫っています。

白骨化した遺体を警察から引き取る

どうやって?

対応に困ったMさんは、

「そうだ、お墓に埋葬するのはうめ家だからうめ家に訊いてみよう!」

と思ったそうです。

でも、どうしよう 来てみたら定休日でカーテンが閉まってる。

あ、車が止まってるから店の中にいるに違いない。

ドンドンドン!ガラスをたたいてみる。

カーテンが開いた!(Mさん うめ家いた! 社長 Mさんどうした?)

社長(夫)から連絡を受けた私は

葬儀屋さんに遺体の冷蔵施設あいているか、葬儀屋さんに確かめるから

Mさんには葬儀屋さんから連絡行くように電話番号教えていいか確認して!

警察に引き取りに行く時間も確認してね。」

以前、お世話になった葬儀屋さんに連絡して遺体の引き取りに行ってもらいました。

Mさんの奥さんは子どもたちにおじさんであるAさんの遺体を現場では見せなかったそうです。

優しいおじさんの姿のまま記憶にとどめていてほしい。

想像もつかない遺体を見せたくない、とっさに思ったそうです。

Mさん家族のご都合で火葬場からの直葬になりました。

お墓には先に亡くなったご両親が埋葬されています。

火葬された遺骨は、木箱の上からも暖かでした。

私が「暖かいね」となでると、

Aさんにかわいがられていた 甥っ子、姪っ子さんたちが

かわるがわる

「Aちゃん あったかいね。」となでなで。

「Aちゃん 亡くなっても髪の毛がふさふさしてたよ」とMさんの奥様。

戒名も授けていただき、無事に埋葬することができました。

そのあと、お部屋の遺品整理が大変だったそうです。

遺品整理のお話はまた今度。

あなたなら、どうしますか?

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