感染症で亡くなった方の納骨について

都立八柱霊園前のうめ家石材店、スタッフのA子です。

新型コロナで世の中が大変なことになり、途惑いの日々が続いています。体調を崩されたりしていないでしょうか。

うめ家は一部業務縮小していますが、(法事の会食受付を中止しています)営業中です。

ところで、先日、
新型コロナ感染症で亡くなった方のお骨は、納骨してもいいのだろうか?という話題になりました。

もちろん納骨に問題はございません。
(だって、インフルエンザで亡くなった方のお骨が納骨できない、なんて聞いたことありませんよね)

今回の騒ぎで新型コロナ感染症で亡くなった方は、病院から火葬場まで直葬され、親族はご遺体に立ち会うことができなかったと報道されています。御遺骨についても火葬場へご家族が引き取りに行くことは叶わないとも聞いており、胸が痛みます。

※現在は御遺骨の引き取りは各自治体によって様々なようです。

この措置が取られた理由は、(生きている)人と人との接触を減らすことが目的と思われます。

・・・何が言いたいかというと、

御遺骨から感染が広がることは考えにくいということです。
(火葬は800度以上ですからウィルスは残りません)

参考 :厚生労働省 一類感染症により死亡した患者の御遺体の火葬の取扱いについて(通知)(PDF)

一部抜粋するとこんな感じです。

第4 その他留意事項

火葬作業に従事する者その他の関係者は、100℃を超える温度にさらされた場合には一類感染症のウイルスは失活することについて、情報を共有しておくこと。

焼骨に触れることにより一類感染症に感染することはないため、墓地及び納骨堂の管理者は、一類感染症による死亡であることを理由として焼骨の埋蔵又は収蔵を拒むことはできないこと(墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)第13条)。

ただし、火葬する前は注意が必要なので、通常通りのご遺体を安置してのお通夜や葬儀はできず直葬となり、人と人との接触を減らすために御遺骨の引き渡しも人数を限って、という方法をとっているのだと思います。

※ご遺体を安置してのお通夜・葬儀のあと火葬という順番は当地域では一般的ですがそうではなく、お通夜のあと火葬してお骨でお葬式を執り行う地域もたくさんございます。

納骨は可能なのです

親類一同が集まって納骨したいということですと、人と人との接触を減らすという意味であともう少しお待ちいただく必要がありますが、

先にお墓に納骨することは可能です。

少人数での納骨は実施しております。

店舗への立ち寄り人数を減らして
お墓で待ち合わせも実施するなど実施方法に配慮しております。

ご供養は状況がおちついてからゆっくりしていただくとして、まずはお墓に納めるという考えも十分理解できます。

代表者の方のみの立会での納骨も可能ですし、

様々なご事情で立会ができない場合はうめ家で代行することも可能です。

先ずは、ご相談下さいね。

ちなみに、

戦後すぐの昭和20年代に施行された「墓地、埋葬に関する法律」では火葬の手続きについて細かく指定されています。この法律は感染症を予防し公衆衛生を維持するため土葬から火葬にすることも目的のひとつ、なんですよ~

東京都・千葉県は緊急事態宣言の解除までもう少し。
まだまだマスク生活が続きますが、ちょっと一息いれつつがんばりましょう。

気温もあがり、必要以上にマスクを着用して(周りに誰もいないなど)して熱中症のようになってしまうこともあります。(実は先日、バイト君がそれで早退)

水分補給やマスクなしの時間も作って、過ごしましょう。

手洗い・うがい・三密を避けるで乗り切りましょう。

今日も最後まで読んで下さりありがとうございます。