お墓と向き合う 自分自身と向き合う

都立八柱霊園前のうめ家石材店です。

「お墓じまい」が流行?という前に

もしも、今 手を合わせるお墓があるのだとしたら

そのお墓に埋葬されているる人たちが

自分とどんなかかわりがあるのか ちょっと考えてみませんか?

また、合わせたその掌は何からできているのか

自分自身はどうして存在しているのか

お墓をきっかけに ちょっと考えてみませんか?

父と母から受け継いだ命

両親の名前を言えますか?

祖父母は 2×2=4人

祖父母全員の名前言えますか?

曽祖父母は 2×2×2×=8人

(父方4人+母方4人)

曽祖父母の名前は?
会ったことはなくても、遺影で見たことがあるかもしれませんね。

高祖父母(4代前)は 2×2×2×2×2=16人
一人くらい、エピソードを聴いたことがあるとか。

実際に戸籍をさかのぼったり
お墓の記録、位牌、過去帳で調べると
スムーズにたどりつかないこともあります。

離婚や再婚、養子縁組
1947年(昭和22年)の民法改正で家制度が廃止される以前の家制度なども関係します。
また、戦時中の外地※(がいち)での戸籍は焼失していることもあります。
※戦前〜戦中の日本では、日本の本土(内地)以外で、日本が統治していた地域を「外地」と呼んでいました。

自分にたどり着くまで10代さかのぼると先祖は何人でしょうか?

10代さかのぼると先祖が何人になるかは、シンプルな計算で求められます。
1代ごとに両親が2人ずついるという前提で考えると、こうなります。

🔢 10代前の先祖の人数

代ごとに人数は

2^n

で増えていきます(n はさかのぼる世代数)。

    • 1代前(両親) → 2人
  • 2代前(祖父母) → 4人
  • 3代前(曾祖父母) → 8人
  • 10代前 → [ 2^{10} = 1024 ]

答え:10代前の先祖は 1024人

もちろん、実際には「系統がどこかで重なる(いとこ婚など)」ため、実際の人数は1024人より少なくなることが多いのですが、
理論上はこの数になります。


では、どこまでも先祖は広がっていくのか?

なんだか不思議な感じがしますね。

🌳 家系図の広がり方が「不思議」に感じる理由
1. 理論上は指数関数的に増える。
代をさかのぼると、理論上は 2のn乗で増えていきます。
• 10代前 → 1024人
• 20代前 → 約100万人
• 30代前 → 約10億人
ここまで来ると「そんなに先祖がいるわけない」と誰でも思いますよね。

🌿 ではなぜ現実はそうならないのか?
2. 実際には“重なり”が起きる(祖先の重複)
家系図はどこかで枝がつながり直します。
• 遠い親戚同士の結婚
• 小さな村や地域での婚姻
• 人口が少なかった時代の閉じたコミュニティ
こうした理由で、
同じ人物が複数のルートで先祖として現れる
ことが普通に起きます。
これを「系統の収斂(しゅうれん)」と呼びます。

実際に私の父方の祖父母は祖父の兄弟、祖母の姉妹が何組も婚姻関係にあります。
その集落には父のいとこ・はとこだらけで しかも屋号(やごう)で呼び合うのでよく分からないけどみんな親戚という感じです。

先祖だけでなく、数年前に知り合った友人の先祖と私の先祖が同時期に同じ町に住んでいたということがわかりました。もしかしたら知り合いだったかもしれない、と盛り上がったことがあります。

人はどこかで必ずつながっているのです。

3. 人類全体がどこかでつながっている
遺伝学では「系統が重なるのは当たり前」と考えられています。
• たった数千年前までさかのぼると、すべての人類の共通祖先が存在する
という研究もあります。
つまり、家系図は広がるようでいて、実は世界中の人がどこかでつながっている巨大な網
のようなものなんです。

🌱 4. 「先祖の数」より「先祖の物語」が大切になる
代をさかのぼるほど人数は増えるけれど、
実際に自分の血に影響を与えているのは、
その中のごく一部の人たち。
そして、多くの人が大切にしているような家族の営みや季節の行事、土地の文化は、そうした“少数の先祖の物語”が積み重なって今に続いている。
この視点が、家系図の不思議をより深く味わわせてくれます。そしてそれが絶え間ない「いのちのつながり」です。

先祖の物語が自分につながる家族の物語になる。

では、家族の物語がどんな仕組みで次の世代へ伝わっていくのかを、そっと丁寧にひもといてみましょう。

🌿 家族の物語はどう受け継がれるのか
1. 言葉ではなく“行動”で伝わる
家族の物語の多くは、語り継ぎよりも
**「一緒にやること」**で受け継がれます。
• お墓を掃除する
• 節分で豆をまく
• お正月に集まる
• 誰かが作る特別な料理
• ペットも含めてみんなで過ごす時間

こうした行動の積み重ねが、次の世代に「うちの家族らしさ」を自然に伝えていきます。
言葉よりも、空気や手触りのようなものが記憶として残るんです。まさに思い出作りですね。

2. “感情”が記憶を運ぶ
人は、強い感情と結びついた記憶を忘れません。
• 祖父母の優しい声
• 家族で笑った瞬間
• みんなで協力して何かをした達成感
• ちょっとした不安や緊張を共有した時間
こうした感情の記憶が、
物語を「自分ごと」として受け継がせる力になります。
それは生きる力になるのかもしれません。

3. “語り継ぎ”は物語を形にする
行動や感情で受け継がれたものは、
誰かがふと語ることで「物語」として形になります。
• 「おばあちゃんは昔こうだった」
• 「この行事はね、こういう意味があるんだよ」
• 「うちの家族はこうしてきたんだ」
語り継ぎは、家族の歴史を“物語”として整理し、次の世代が理解しやすい形にしてくれます。


4. “選び取られたもの”だけが残る
家族の物語は全部が残るわけではありません。
時代が変わる中で、
その家族にとって大切なものだけが選ばれて残るんです。
• 形を変えて続くもの
• なくなるけれど心に残るもの
• 新しく生まれる習慣
家族の物語は、過去のコピーではなく、毎世代が少しずつ編み直していく布のようなものです。

5. “誰かが大切に思うこと”が未来をつくる
そして一番大切なのは、誰かがその物語を大切に思っていること。
• 季節の行事を丁寧に描いたり
• 家族の姿をイラストに残したり
祖先のことに興味を持ったりしていること自体が、すでに“物語を未来へ運ぶ力”になっています。
家族の物語は、
「大切に思う人がいる限り、自然と受け継がれていく」
そんな不思議で、あたたかい仕組みを持っています。

🌸 あなたの家族では、どんな物語が受け継がれてきましたか
行事でも、言葉でも、雰囲気でも、どんな小さなことでも、それは立派な“家族の物語”です。

お客様からお墓参りの思い出をよく伺います。
草むしりが大変だったこと
お墓参りが終わると広場でお弁当を広げたこと
桜が咲くころにお参りしたこと
お墓参りの帰りにおもちゃを買ってもらったこと
お彼岸の縁日が楽しかったことなどなど。

お墓参りから始まる物語
すでにあなたとご先祖様の物語は始まっています。
そして、未来へ運ばれるのです。

お墓をおしまいにする前に ちょっとだけ
ご先祖様と未来について考えてみませんか?

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

お墓のこと・終活のこと、 お気軽にご相談ください。

八柱霊園参道 うめ家石材店

Webでのお問い合わせはこちら

TEL:047-387-3834

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