中道(ちゅうどう)は仏教用語

都立八柱霊園前のうめ家石材店です。

最近できた某政治団体が団体名に「中道」を使っています。なんで「中道」とつけたのでしょうね。

「中道」とは、仏教用語です。


「どちらかに偏らず、極端を避ける生き方・考え方」。
もともとは仏教の言葉で、特にお釈迦さまが悟りに至った核心の考え方です。

「ブッダの教え」公益財団法人 仏教伝道協会 発行

あるお寺でいただいた冊子です。

この中に「中道の見方」について書かれたページがありました。


一本の材木が、大きな河を流れているとする。その材木が、左右の岸にも近づかず、中流にも沈まず、陸にも上がらず、人にも取られず、渦にも巻き込まれず、内からも腐ることがなければ、その材木はついに海に流れ入るであろう。

この材木のたとえのように、内にも外にもとらわれず、有にも無にもとらわれず、正にも邪にもとらわれず、迷いを離れ、さとりにこだわらず、中流に身をまかせるのが、道を修めるものの中道の見方、中道の生活である。

道を修める生活にとって大事なことは、両極端にとらわれず、常に中道を歩むことである。

「雑阿含経」「楞伽経(りょうがきょう)」


仏教での中道とは?
お釈迦さまは修行の中で、
快楽に溺れる生き方(楽に流れる)
苦行に走る生き方(自分を痛めつける)
このどちらも真理に至らないと気づいて、
その中間=中道を説きました。
つまり、「楽すぎず、苦しめすぎず、現実を正しく見る道」です。


日常生活の中で考え方としての中道
日常的にはこんなニュアンスでも使われます。
白か黒かで決めない
正しい/間違いで即断しない
感情や思想に飲み込まれすぎない
相反するものの間にあるバランスを探す。


例:怒りを抑え込むのでもなく、爆発させるのでもなく、「なぜ怒っているのか」を見つめること。

「反応する」のではなく「対応する」ということです。


今、なぜ某政党が「中道」と政党名に取り入れているのでしょうか?

政治団体名にある「中道」は、仏教と“直接の関係”はないようですね。
ただし、考え方としては仏教的中道と「重なる部分」はある、という位置づけかもしれません。

政治文脈の中道は、だいたいこういう意味で使われる。
右でも左でもない
保守/革新のどちらにも極端に寄らない
現実的・穏健・バランス重視
対立より調整を重んじる
つまり
イデオロギーの中間ポジション。
これは仏教というより、
**近代政治用語としての「センタリズム(centrism)」**に近い。 


でも、決定的に違うところ
ここが大事。
仏教の中道
「正しさ」より苦しみを減らすこと
自我や執着を疑う
内面(心の在り方)が中心
政治の中道
利害の調整
社会制度の最適解探し
外側(制度・権力・現実対応)が中心
つまり、 似た言葉でも、向いている方向が違う。

仏教の中道との共通点
仏教的中道と重なる部分も確かにある。
共通点で言うと:
極端を避ける
一方の正義に固執しない
状況を見て調整する
現実を壊さず、少しずつ良くする
だから、
マニフェストの姿勢として「中道的」といえなくもありませんが…。実際どうなるかは分かりません。

正直なところ、名前としては:
極端じゃない安心感
対話的・理性的な印象
幅広い層に届きやすい
こういうブランディング的な意味合いも大きい。
仏教思想を深く踏まえているかどうかは、
名前よりも、
対立をどう扱っているか
弱い立場の苦しみをどう見ているか
勝ち負けより調整を優先しているか
このあたりを見ると見えてくることでしょう。

政党の名前の「中道」=仏教由来とは限らない
でも、姿勢としては仏教的中道と響き合う場合はあるかもしれないというところでしょう。
本当に中道的かどうかは、
マニフェストの中身と態度で判断するものですね。


寄せ集めの新政党がどうなるかは、分かりませんが「中道」という仏教用語が注目されたことには、意味があると思います。正しく使われて欲しいものですね。

繰り返しますが

「中道」は仏教用語です。

政治用語ではありません。

よい世の中を創るのは「ひと」です。

一人ひとりが 「楽すぎず、苦しめすぎず、現実を正しく見る道」を生きたいですね。

いつもいつもそうであることは難しいと思いますが、時に立ち止まり考える習慣を持ちたいと思います。

お墓参りやご先祖様に手を合わせる時間がそうであればいいなぁと思います。

そのお墓をたてるお客様のサポートをさせていただきます。

手を合わせる対象はお墓だけではありません。ご先祖様の依代である御位牌にも手を合わせます。御位牌も手配させていただいております。最近納品したクリスタル製の御位牌は洋風なお部屋にもピッタリです。

お墓も御位牌も是非うめ家にご相談、ご依頼下さい。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

お墓のこと・終活のこと、 お気軽にご相談ください。

八柱霊園参道 うめ家石材店

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TEL:047-387-3834

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