都立八柱霊園前のうめ家石材店です。
弊社のお客様居住区の社会福祉協議会から電話がありました。
合同埋蔵施設へ施設変更しているおひとり様のお客様の件で問い合わせです。
「〇〇様はお墓に入れますか?」という問い合わせです。
「個別のお墓はお終いにしていますが、合同埋蔵施設に生前予約していますよ」と答えました。
<先に改葬したご遺骨>
通常個人情報は、他者へお知らせすることはできませんが
こちらのお客様は「お墓じまい計画」時点から社会福祉協議会のかたと必要書類の取り揃えやお金の管理について協力してきました。
お客様にもお墓の情報共有についてはご了承得ています。
このようにお墓を継承する人がいらっしゃらない、おひとり様が増えています。
八柱霊園をご利用のお客様にも
そのようなご事情を抱えていらっしゃるお客様が多くいらっしゃいます。
特に、高齢者である場合は事態は深刻です。
ご親族に死後事務を託す方もいらっしゃいます。
士業や民間の死後事務委任事業者、信託銀行などにに託す方もいらっしゃいます。
その際は、費用がかかります。
その費用がない方には
八柱霊園ご利用の方には、施設変更申請をして個別のお墓をお終いにして合同埋蔵施設へ改葬し
ご自身は埋蔵生前予約をお勧めしています。
そして施設変更と更地工事が完了したのち
ここからが大事です。
ご自身が健康で介護など必要が無くても
居住地域の社会福祉協議会に、
➀一人暮らしであること。
➁お墓は八柱霊園合同埋蔵施設に生前予約してあること。
⓷何かの時相談窓口になって欲しいこと。
を連絡してください。
何か不自由があったときに相談できる関係が大切です。
時には、弊社のほうから社会福祉協議会に連絡を取ることもございます。
施設変更で個別のお墓をお終いにするお客様に対して
お客様の居住地域の社会福祉協議会の地域担当の方と連携をとらせていただく事例もございます。
例えば、「今までと様子が異なるので心配」
「お客様が健康不安をおっしゃっていたがどこに相談したらよいかわからない様子だった」などです。
ご本人様の意思確認が分からないと、
行政は火葬まではしても、使用できるお墓の存在がわからないと 無縁仏扱いになってしまうことがあります。
「私のお墓は八柱霊園の合同埋蔵施設です。使用許可証は〇〇にあります」と明示することが大事です。
松戸市内にお住まいの方には、地域の見守り活動「あんしん電話」への加入をお勧めしています。
週に一度「お元気ですか」電話が届きます。
うめ家は、最後までお客様の生き方の尊厳を大切にしたいと心がけています。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。