「生前整理」「家じまい」ときくと
皆さんはどんなイメージを持ちますか?
「なんがだか大変そう」「お金がかかりそう」
両親が健在だったころは考えてもみないことでした。
両親に向かって
「山のような荷物整理しておいてね」とか
「預貯金わかるようにしておいてね」
とか、言うだけでした。
独身で実家暮らしの頃は
家の中は、物は多いけど、家族が家事分担して、ゴミ出しもし、洗濯もし
何がどこにあるかわかる状態でした。
戦後の物が不自由な時代を生きてきた両親は
「何かに使える」と思うものは
大事にまとめてありました。
包装紙はきれいにはがして、
ブックカバーにしたり
ポチ袋につくりかえる。
それが、いつの間にか
家の中は物に溢れていました。
履かなくなったハイヒールや革靴。
でも捨てられない。
「履くの?」と尋ねると
「もう履けない。」
「棄てていいよ😃」
「⁉️何で棄てないの?」
「面倒何だもん。」
意外な答えでした。
棄てる気力と体力が無くなって
いたのです。
何度か、玄関の靴を処分しましたが
空きスペースが出来ると
何かを置く、という感じでした。
「片付けたり、仕分けする気力や体力が無くなってきている」
ご両親にそんな様子を感じられたら、
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同じものがいくつもある
-
新聞がたまっている
-
賞味期限が過ぎた食品が沢山ある
-
洋服を収納しなくなった
ちょっとたずねてみましょう。
「家の中、困ったり不便なことないかな。何か手伝えることないかな?」
「賞味期限過ぎてるけど、もらってもいい?」
「新聞片付けてもいいかな?
片付けると部屋が広くなるね😃」
勝手に片付けず、
一緒に片付ける。
両親の了解を得て片付ける。
一度に、整理するのは大変です。
日常で一番使う場所や
不便になっているところから
始めてみましょう。
ご両親の前に
まずは、ご自身で練習してみると
いいかもしれません。
私自身、整理したい場所や物が
沢山あるのですが
「キッチンの食器収納引き出し」から
「ほとんど使わない食器」を
10点処分しました。
あら不思議❗
使い勝手が
とても家事が楽になりました❤️