4月10日(火)、東京湾羽田沖での海洋散骨体験ツアーに参加してきました。
ブルーオーシャン・セレモニーさん主催によるものです。
一般の体験お客様と一緒に参加しました。
東京都中央区晴海の朝潮小型船乗り場より乗船、出航。
とても、穏やかな日和で凪です。
乗船前に船の写真を撮ったつもりが撮れていませんでした。
でも、操舵席はこんな感じ。
運河を通って
東京湾へ
船内は、セレモニーができるようになっています。
火気厳禁なので、喫煙・焼香は船内ではできません。
故人の思い出コーナー(モデルは船長!今、まさにクルーザーの舵を取っています)
ビートルズが好きという設定です。
祭壇もしつらえてあります。
お焼香の代わりに献花をしました。
献花中の社長の後ろ姿。
モニター画面には故人の思い出が上映されています。
故人(モデルは今このクルーザーを操縦中!)の好きなお酒のラベル(バラ)から
イメージした祭壇です。風呂敷に包まれているのが遺骨(粉骨)です。
聖職者同乗によるセレモニーも可能だそうです。
メッセージカード(これも海水に溶けます)にメッセージを添えて
実は、この包みの中に粉骨された遺骨が納められているのです。(模擬体験ではお塩)パッケージは水に溶ける素材です。遺骨が風に飛ばない、見えないように配慮されているんですね。
いざ、散骨模擬体験!自分が書いたメッセージカードの添えられた遺骨を手に散骨です。花びら🌺も一緒に水面を漂います。花束は流さないそうです。自然に還りにくいからだそうです。
東京湾に流れていきます。
船内に戻ってケーキビュッフェ。とても美味しくいただきました。
オプションでお料理も可能とのことです。
後日、このような散骨証明が届くそうです。
散骨したポイントの海図もあります。
チャータープラン、乗り合いプラン、立ち会いできない方にも対応可能なプランなどありました。
お父様をこの船で散骨した娘さんが
同じこの船で結婚式を揚げたそうです。
冠婚葬祭が同じ場所でできるなんて素敵ですね。
どこかと似ていると思いませんか?
お寺も葬儀と結婚式ができるのです。
今、葬儀も供養のカタチも様々です。
お墓をおしまいにした先の遺骨の行方の方法のひとつにもなると思います。
お墓をはじめから持たない選択。
お墓もあるけど、海が好きだから。
遺骨をすべて散骨するのか?
そんなことは、あまりないそうです。
一部を手元に残す方が多いそうです。
手元供養用品もありました。
うめ家でも手元供養用品を取扱しています。
直葬で火葬場からそのまま、納骨にいらっしゃるお客様もふえてきました。
その背景には、様々な理由があります。
それについてはまた、あらためて。
散骨とお墓は対極にあるように思われがちですが、そんなことはないと思います。
ちなみに、社長(夫)は船酔いしました。
「俺には、散骨は無理❗」だそうです。
このお墓にいれてもらえそうです(笑)
粉骨、散骨のご相談承ります。