都立八柱霊園前のうめ家石材店です。
お墓じまいのご相談を受けてからおよそ3か月、合祀墓への使用許可が下りたので
個別のお墓をお終いにする「閉眼供養」が執り行われました。
お墓の名義人の息子さんが立ち会われました。
お互いの記憶にはないのですが、48年振りの再会です。(2歳と3歳ですから)
おじい様の納骨以来のお墓参り。
お父様の納骨(事前に納骨・納骨手続き完了)を済ませて、お墓じまいとなりました。
納骨供養とお墓じまいの供養を同時に行いました。
前名義人であるお父様とは お墓のことについて一切話はなかったそうです。
お墓参りをしたこともなかったそうです。
「八柱霊園にあることは知っていたけれど、お墓の場所がわからない」
息子さんにとって「父方のお墓は遠い存在」だったそうです。
今日、お墓を見て
「こんなに立派なお墓があったんだなぁ」
と感慨深そうでした。
お仕事で、近くにいらっしゃることも多いそうです。
「もっと、早くにお墓の場所を知っていたら・・・」ともおっしゃいました。
もしかしたら、いま お終いにする必要はなかったのかもしれない・・・
そんな思いがしました。
読経の中で このお墓のご家族が幸せであるように (文言は違いますが)
とご祈祷がありました。
今回、石碑の一部を加工して
「縁添珠(よりそいじゅ)」ブレスレットを作ることになっています。
お墓がなくなっても、「みほとけ」と一緒に過ごすことができます。
個別のお墓がお終いになっても
「みほとけ」のご加護があることに変わりはありません。
合祀墓であっても、あなたにかかわる仏が埋蔵されることには変わりありません。
東京都は供養しません。個別のお墓の時と同じです。
供養するのはあなた自身です。
寺院の合祀墓では通常毎日の勤行が行われます。
お墓はなくしてしまうと、元には戻せません。
合祀墓は施設によっても異なりますが基本的に
一度合祀してしまうと、遺骨をもとに戻すことはできません。
簡単に、お墓をお終いにする前に
そのお墓にお参りをおすすめしています。
もう一度、あなたにとってのお墓の存在を確認していただけたらと思います。
最後のお墓の継承者を納骨し、一定期間供養してから
お墓をお終いにする仕組みが
「お墓のみとり」です。
簡単に、お墓をお終いにする前に
先ずは、ご相談ください。