仏様のごちそうは、①灯り②お花③香り(お香)と言われています。
その中で「灯り」は「お燈明(お灯明)」ともいわれます。
「お燈明の芯ありませんか?イグサで作ったものです」
とご来店のお客様がありました。
常時取り扱いがございませんが、燈明油とともにご注文を承ったことがあります。
「西日本では割と普通に売っているのですが・・・」とお客様。
(西日本ではお灯明を昔ながらになさるのですね。地域文化の差があるのようです)
特に浄土真宗の仏具の輪燈(写真左右:につり下がっているもの)で使用します。
うめ家の仏壇にもありますが、実は灯したことがありません。(お恥ずかしい)
燈明油は在庫があります。
かつて、土葬(江戸時代)のお墓を掘り起こしたとき、燈明皿が出てきました。
埋蔵時、三途の川の渡し銭とともに副葬品として埋葬したのかもしれませんね。
お燈明の芯もお時間をいただければ、うめ家でも取り寄せもできます。
浅草橋の油屋さんではお灯明セットを販売しています。金田油店さんです。
http://www.kaneda-shoji.co.jp/
取り寄せたことがあります。燈明芯だけの販売があるかはわかりません。