悲しみは消えない

都立八柱\霊園前のうめ家石材店です。

お墓の仕事に携わっていると、お客様の「悲しみ」に直面することが頻繁にあります。

では、その「悲しみ」は年月とともに消えるものでしょうか?

経験から申し上げますと

個人差はありますが

「悲しみ」が消えることはありません。

それは 故人への「想い」

「いつまでも悲しんでも良いのだろうか」

「向こう側で寂しくないだろうか」

「何かしてあげられただろうか」

「元気で過ごしているか」

「生きているとき、自分がしたことへの後悔」

「生きている自分は幸せになって良いのか」

様々な気持ちが、行ったり来たりします。

普段忘れていても

何かを、きっかけに

まるで責められているように

大きな波のように

心を襲ってきます。

悲しんでも良いのです。

それは、忘れていない証拠です。

責めているのは

自分自身。

それは

そうしなければ

生きていくのが辛いから。

大丈夫です。

亡くなったその人は

あなたと一緒に

生きています。

直接触ることは出来ないけれど

遺品や写真

位牌やお墓をさわって

バグして

今生きている自分を感じてみましょう。

お墓参りも良いですね。

語りかけましょう。

蓮の花を作ったり

お香をたたいたり

お供え物をして

たくさん、思い出を話しましょう。

楽しかったこと

苦しかったこと

悲しかったこと

どんなに

愛していたか

慈しんでいたか

大切に思っていたか

どんなに幸せだったか

好きだった食べもの

今、一緒に食べてみましょう。

思い出したくない時も

あっても良いのです。

でも、思い出せなくなったら

それでも

亡くなったその人は

文句も言いませんし

怒ったりもしません。

三途の川の三歩手前で

お墓とお弔いのお手伝いをしています。

時には、終活や相続のご相談も承ります。

答えはひとそれぞれですが

一緒に考えましょう。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。