都立八柱霊園前のうめ家石材店です。
皆さんは、ご自身の戸籍を収集したことがありますか?
私は両親が亡くなったときに、相続手続きのために自分をスタートに
両親が生まれたときの戸籍までを遡り収集しました。
必要に迫られてです。
いのちの積み木®ファシリテーターをするにあったって
両親の兄弟や祖父母の名前を親戚からヒアリングしました。
また、生前母が収集していた曾祖父の戸籍は黒塗が・・・。
自分の先祖を知っているつもりでいても
いざ、家系図にしてみると
一部の系列のみ知っていることに気が付きます。
また、親の人生を「お父さん、お母さん」としての人生でしか知らない自分に気が付きます。
両親が出会う前はどんな暮らしだたのか。
どんな青春があったのか。
そのことを知る手がかかりは、年月の経過とともに減ってきます。
両親の親はすでに亡く、両親の兄弟もだんだん高齢化やすでに亡くなっています。
自分は誰だ?
自分は何からできているか?
両親からできている。
その両親を知らないということは
自分を知らないことなのかもしれない。
親となる以前の両親を知ることは
自分を知ることなのかもしれない。
戸籍は血縁だけを知るわけではありません。
そこには前従戸籍も載っています。
自分にとっていったことのない土地かもしれません。
両親の生まれたときの戸籍。
必ずしもそこに住んでいたとも限りません。
住んでいたところと、本籍地が異なる場合もあります。
ひとつひとつ遡るのです。
でもそこには
両親の物語があります。
死は誰にでも訪れます。
死が訪れるということは
生きている、生きていた証拠です。
戸籍を遡るということは
生きていた足跡をたどる旅です。
そして
亡くなった両親やご先祖様を遡る旅は
ひとりではなく
亡くなった両親やご先祖様と共に旅をすることです。
(母方 曾祖父と祖母)
それは、生きていく糧になります。
グリーフケアでもあると思います。
悲しみは消えない。
忘れなくてもいい。
共に生きればよいのだと思います。
調べた記録を
まとめてみるのと良いでしょう。
かつて
両親は自分のルーツをたどる旅をしていました。
(北方領土 墓参団参加 志発島)
その時の写真もありますが
ただアルバムに挟んであるだけなので
折を見て
両親の青春アルバムを作りたいなと思います。
当時の日本の風景と共に。
私の場合
両親それぞれの相続の記録と共に
取り集めた戸籍を
ファイリングしています。
別途葬儀のお香典の記録も取ってあります。
そうすると
お香典やお花をいただいた方にご不幸があったとき
お包みする金額の目安になりす。
両親の人生を振り返りながら
自分の人生も振り返り
また
前を向き生きています。
きっと
あの世から見守ってくれていると思います。
この写真(先代うめ家社長、父です)みたいにね。
ご自身の戸籍の遡り方のワークショップも準備中です。
先ずは、ご自身の生まれてから現在までの戸籍をとることをお勧めします。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。