都立八柱霊園前のうめ家石材店です。
都立霊園は、信仰する宗教についての制約はありません。自由です。


お墓の工事規定はあります。
埋葬の規定もあります。
つまり ルールに従って工事や埋葬をするということです。
ルールがないと規律が取れないですね。
都立霊園 埋葬施設・みたま堂使用の手引き
https://www.tokyo-park.or.jp/reien/use/pdf/tebiki_mitama.pdf
でも 利用者の宗教・信仰については制限はありません。
したがって 一つのお墓に多宗教・多信仰となることもあります。
実際、お墓を見ると、お戒名(法名)・洗礼名・おくり名(神道)・俗名 と混在していることもあります。
つまり、お墓の単位が家族単位なのです。
※どこまでが家族かというご意見もあると思いますが。
儀式を行うにあたって周囲の迷惑にならないようにする配慮は必要です。
どんな方法で供養はどうすればいいの?
となると
故人の宗教・信仰で儀式を行うのがお勧めです。
とはいうものの
故人の宗教・宗派・信仰がわからないこともあります。
だからと言って
無宗教?
何も信じていなかったわけではないと思います。
どうしても わからないときは
施主の宗教・宗派・信仰の方法で儀式をしても
故人は不平不満を言うことはないと思います。
儀式には意味がある。
安寧を祈るための儀式。
何を頼りに祈るのか?
そこに宗教・宗派・信仰の違いがあるのではないでしょうか?
「無宗教」だから
宗教的儀式は行わないかたもいらっしゃいます。
「無宗教」という「宗教」なのかもしれません。

宗教的シンボルを排除したお別れ会
宗教の自由は尊重されるべきです。
何を頼りにするのか
何を心のよりどころにするのか
そして、それは 他の安寧を脅かすのものであってはならないと思います。
菩提寺があると その菩提寺の宗派のルールで儀式は執り行われます。
ある意味 悩むことなく執り行われます。
お寺離れ が 報道されますね。
理由は様々だと思います。地方と都市部の人口の格差も理由の一つでしょう。
また、お布施やご喜捨(寄付)の金額の問題(金額が不明瞭・高額)の問題もあることでしょう。
でも 人気のお寺があるのも事実です。
宗教の自由は無宗教を推進しているわけではないし
菩提寺がなくても 「仏教」というくくりで安寧を祈る儀式をしてもいい。
自由にもある程度のルールがあったほうが不自由ではないように思います。
自由といわれるほうが悩んでしまいますね。
ちなみに 宗派は何でもいいから 仏教で とご依頼を受けることも良くあります。
多分 「供養した」という実感というか達成感が心の安寧につながるのでしょうね。
なんだか答えのない問答になってしまいましたが
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
