出雲の永代供養墓へ改葬・お地蔵様もお引越し

都立八柱霊園前のうめ家石材店です。

他社施工のお墓のお墓じまいとご遺骨の改葬・移送のご依頼をいただきました。

戦前施工のお墓です。

現在では施工できない高さ基準です。

よって残土の量も通常の2倍。

メインの墓石は東の横綱「本小松」。もちろん手磨きです。

大きな墓誌には、先祖の歴史と埋葬された故人のお戒名が刻まれていました。

風情のあるお地蔵様。優しいお顔です。

灯篭にも仏さまが彫刻されています。

その他景石、つくばいが配置され、外柵は稲田石と思われます。

ご要望は、石材を粉砕すること。

それが確実に実施されること。

弊社の取引先では「大型の粉砕プラント」があり

石種別に粉砕しています。
①コンクリートや大谷石など
②白御影石
③黒御影石や安山岩

うめログでも紹介しています。

都立八柱霊園前のうめ家石材店です。 仕事や子育てで日々追われるうめかーちゃんです。 そんな、私のリフレッシュ・こころ...

粉砕する費用と産業廃棄物にする費用とどちらが安いの?

と問われれば、弊社ではあまり差がありません。

粉砕するにも 燃料費や人件費がかかります。

粉砕することで建築資材になりますが

その費用をプラント側負担だと

建築資材として高額になり、活用されにくくなる現実があります。

今回のご依頼は

関西に在住のお客様。

やり取りは

電話とメールと公式LINE。

実際にお会いしたのは

閉眼供養当日のみです。

重ねるやり取りの中で

「お墓をお終いにする心苦しさ」を伺いました。

「お地蔵様を永代供養先に輸送できないか?」

追加のご相談がありました。

石碑まるごとや外柵含めた石材の引越しは経験があります。

お地蔵様のサイズは総高さ120センチくらい。

重量は想定100キロ越えか。

コンテナ輸送は5トンまでのチャーター。

100キロでも5トンでもチャーター料金は一緒。

宅配では規定外の重量。

輸送方法を様々検討し

同業仲間にも相談し

※ライバルでも知恵を相談するうめ家です。

石材には通常の流通とは異なる

石材輸送のみのルートがあります。

ただし、希望するルートがあるとは限らない。

四国から首都圏へ配送ルートがあることを同業者からアドバイスいただき

四国へ帰る便に乗せてもらいまいました。

帰り便に乗せることで

輸送費を大幅に節約することができました。

お客様にとっても

輸送業社さんにとっても

弊社にとっても良いことで

三方よしでした。

大量の石材も無事にプラントへ移送できました。

カーロトを撤去するのも大変です。

でも、何とか期限内に更地にすることができました。

閉眼供養のあと

弊社の座敷でご親族でご会食いただきました。

とてもなごやかなお時間を過ごされました。

当日

またまた

追加で粉骨のご依頼もいただきました。

お地蔵様は6月に永代供養墓のあるお寺に建立されるそうです。

長い年月の間に

施工した石材店もわからなくなり

弊社をネットで検索いただきました。

また 八柱霊園前に数ある石材店の中から弊社をお選びいただきました。

今回記事にすることもご了承いただいて盛ります。

大きなお墓ほど

お墓を解体する費用は高額になります。

今回は輸送費をいかに抑えるかの工夫をしました。

いざという時に

知恵を貸してくれる

同業他社仲間がいることもとても心強く

お互いが切磋琢磨し

微力ながらこの業界を担っていきたいと思います。

お墓じまいも

真心を込めて

少しでも

「苦を抜く」お手伝いができればと

心がけております。

最後に、

個別のお墓はお終いになっても

供養する心

先人を敬う気持ちは

お終いになることなく

受け継がれるものです。

どうか

お墓をお終いにしても

皆様が

仕合せであることを

願ってやみません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

お墓のこと・終活のこと、 お気軽にご相談ください。

八柱霊園参道 うめ家石材店

Webでのお問い合わせはこちら

TEL:047-387-3834

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