都立八柱霊園前のうめ家石材店です。
昨今 「墓離れ」「お墓じまい」などと 流行のように報道されています。
本当にそうなのでしょうか?
なんだか マイナスイメージ・ネガティブな報道が多いように感じます。
実際に納骨、お墓参りサポートをしているとこんなお声をいただきます。
「お墓があってよかった」
「手を合わせる場所があると心が安らぐ」

※納骨式で故人を想いハスワークをするお客様
「久しぶりに 故人に会いに来ることができてよかった」
「たくさん 話をしてきた」
「孫を見せに来た」

そんなとてもポジティブな墓参りの感想をいただきます。
急なお別れの末に埋葬を迎えたお客様のエピソードをご紹介します。
一本の電話から始まりました。
「父が昨日なくなりました。元気だったのに・・・。」声にならない声でした。
大切な人との想像もしなかった突然のお別れ
待ったなしのお葬儀
四十九日の納骨日程調整
死後の事務手続き
ようやく迎えた納骨の日。

二人きりの生活が自分一人になりました。
無事に納骨を終えられて
今のご自身のお気持ちをお話ししてくださいました。
- いつも一緒にいた父が遺骨になったこと。
- 遺骨になっても自宅に安置していたのでそばにいる気がしていたこと。
- でも遺骨を納骨することで安置していた場所がぽっかりと寂しくなったこと。
- 遺骨を背負った重み 父の重みが重いけれども「苦」ではない重みだったこと。
- 父の人生の重みを感じることができたこと。
- 今まで「自分の死」を想像することが怖かったけれどまた、いつか 大切な人たちに会えることに気が付いたので今は「自分の死」が怖くなくなったこと。
- 自分が死んだら誰に納骨(施主)をしてもらうか考えたこと。
- 自分の死後を託したい親族がいること。
- その親族に相談しておこうと思ったこと。
- 亡くなった父も先に亡くなった人たちに会えたと思えたこと。

- お墓があることで父の死も前向きにとらえることができたこと。
- また会いに来ようと思ったこと。
今までにないくらい 一気にたくさんお話しいただきました。
納骨という儀式とお墓という存在が
目には見えなくなってしまったお父様とのつながりを
深く感じる懸け橋となりました。
また、お墓に来れば亡き人とのつながりを感じることができる。
もちろん、日常の生活でも感じることができりると思います。
しかし、お墓という非日常で特別な神聖な場所であるからこそ
日常と切り離して
シンプルに故人とのつながりを密に感じることができたのではないでしょうか?
そしてそのことが
明日を 未来を生きる力になるのではないかと感じました。
いかがでしょうか?
今、想像してみてください。
あなたの大切な人が眠るお墓に何を感じますか?
答えは人それぞれです。
でも
今日もお客様にお墓の大切さと存在意義を教えていただきました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
