白い貴婦人「稲田石」(茨城県笠間市産出)の石碑・外柵のお墓が完成しました。
墓誌板はクンナム(インド産)、猫は愛知県の石工女子 上野梓さん作、台石は庵治石、外柵に止まっているのはお施主様お手持ちの陶器の小鳥、彫刻は松戸市内のY社によるものです。
花立と香皿はお施主様にお渡ししました。
お隣のお墓は和型石碑なので、高さが低くなる分、洋型石碑の幅を広めにしてみました。
階段部分を一段にし、囲い(外柵)も手前を低く、奥を高くして視覚的にも広く感じるように設計しています。
彫刻もY社さんに実物大の彫刻校正を提示していただいたことで、お施主様は出来上がりのイメージがわいたそうです。
施工の親方には、「お施主様のお散歩コースだから仕事振りを見に来るかも知れない」と話しておいたのでより気合いが入ったようです。実際作業中はいらっしゃらなくても朝早く見に行かれたそうです。
墓石屋だけでお墓はつくれません。
お施主様のご要望をかたちにするために沢山の仲間の協力を得て仕事に臨みます。
お陰様で、「お墓参りしたくなるお墓」を完成することができました❗