和傘再生計画(SDGS)温故知新 

都立八柱霊園前のうめ家石材店です。

先日倉庫整理で発見された 和傘 続きのお話です。

40年以上前、現在の陳列場にリフォームする前

陳列場の天袋に古ぼけた和傘がありました。

天袋の下は奥行きの浅い違い戸の収納があり何かを吊り下げるようになっていたのを
かすかに覚えています。

時代劇で よく 浪人さんが傘張の内職をしているシーンを見た覚えがあります。
「うちにもあったよなぁ」そんな記憶がありました。

でも陳列場をリフォームした時に捨ててしまったと勝手に思っていました。

でも、こうして出てきたのです。

開いてみると

なんだか

歌舞伎の小道具のようです。

屋号入りの完全オーダー品。

このまま朽ちてしまうのか?

何とか修理再生できないか?

検索してみると

ありました!

その場所は「金沢市」

実は翌日金沢に出向く予定があったのです。

しかもプライベート(娘の遠征試合応援)です。

これは、「ご縁」に違いない!

きっと うめ家のご先祖が

「この番傘何とかしてこい!」と

見えない力で私を動かしているに違いないと思いました。

問い合わせすると残念なことにその日は定休日。

あきらめきれない私は、携帯メッセージでお会いできないか連絡を入れました。

チャンスは一日のみ。

そして奇跡的にお会いすることができました。

「山田ひろみ」さんです。

多分似たり寄ったりのお年頃(笑)

和傘発見の二日後には

「和傘再生計画」発足の奇跡。

伝統工芸を伝え残す、難しさ、大切さを伺い

お弔いも「残そうとしなければ残らない文化」であること

分野は違えど 共通することも多く

本当ことを言えば夜通しお話したいくらいでした。

先人のモノをどのように 次の時代に伝え残すか

お墓での取り組みも

例えば弊社の事例でいえば

和型を洋型に加工したり

誰が継承しても違和感がないように

個別の家名ではなく「先祖代々之墓」と削り直したりします。

お墓をお終いにしても
そのお墓の一部を数珠にしたり

小さなお地蔵様に作り替えて

何を次の世代ににつなげるのか

どのように伝えるのか。

伝統工芸の世界も
お弔いの世界も同じと感じた金沢の夜です。

山田さんも記事にしてくださいました。

生まれ変わったうめ家の番傘のお話の続きはまた今度。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

お墓のこと・終活のこと、 お気軽にご相談ください。

八柱霊園参道 うめ家石材店

Webでのお問い合わせはこちら

TEL:047-387-3834

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