都立八柱霊園前のうめ家石材店です。
年内最後の納骨サポートを終えて、ようやくお正月準備モードです。
年内休みなし、三が日もうめ家は営業しています。
世間は仕事納めでお正月休みというのに
なぜ、年末年始休まないのか？
年末年始にお墓参りのお客様をサポートするためです。
店頭販売の墓前花もお正月仕様で、松が入っています。
社長も年末のお墓掃除もあと一頑張りです。
年末年始にお墓参り⁈
年末年始ににお墓参りをする理由には、昔からの考え方や日本独自の風習がいくつも重なっています。わかりやすくまとめてみました。
年末年始にお墓参りをする主な理由
1. 一年の締めくくりとして感謝を伝える（年末）
年末のお墓参りは、1年間の無事を報告し、先祖に感謝を伝える意味があるとされています
「今年も無事に過ごせました」という気持ちを伝える、いわば年末のご挨拶のようなものなんですね。
2. 新しい一年の平安を願う（年始）
新年のお墓参りは、これから始まる一年の健康や繁栄を祈る行為として行われます。
新しいスタートを先祖に報告し、見守りを願うという考え方です。
3. 正月は本来“ご先祖様を迎える行事”でもある
正月は歳神様を迎える行事ですが、歳神様とご先祖様は深い関係があるとされ、両方を迎える意味があるといわれています。
そのため、正月のお墓参りは本来の正月の意味にも合っていると考えられています。
4. 家族が集まる時期だからこそできる供養
帰省のタイミングで家族みんなでお墓参りができるのも、年末年始ならでは。
家族の絆を深める機会にもなるとされています。
年末年始こそお墓参りにぴったりです。
また、家族お互いの人生や考えを話し合うこともおすすめです。
5. お墓の状態を確認しやすい時期
冬は雑草が枯れていて、墓石のひび割れなどを確認しやすいという実務的なメリットもあります。弊社でもお墓の健康診断チェックリストがございます。是非ご活用ください。
🧭 「縁起が悪い？」という声について
「正月にお墓参りは縁起が悪いのでは？」という心配もありますが、
多くの地域では問題なく、むしろ良い習慣とされています 。
ただし、地域や宗派によっては控える風習があるところもあるので、
ご家族の慣習に合わせるのが一番安心です。
特に雪国ではそもそも、お墓参りに行けない環境という場合もあります。
我が家のお正月のお墓参りでは、箒を使わないという風習もあります。「福をはらう」と言われ忌み嫌います。ゴミなどは払わずに拾います。「福を拾う」です。験を担ぎます。
🌸 まとめ
年末年始のお墓参りは、
- 感謝
- 新年の祈願
- 家族のつながり
- 日本の伝統
- 実務的なメンテナンス
こうした意味が重なった、とても大切な行いなんですね。
もしあなたのご家庭でも迷っていることがあれば、地域の風習や家族の考え方を大切にしつつ、気持ちよく新年を迎えられる形を選ぶのが良いと思います。
本日、八柱霊園閉園時間近くに 墓前花をお求めのお客様
「渋滞してこんな時間になっちゃった！間に合うかかしら？」
「お車なら大丈夫、間に合いますよ。手桶とひしゃくもご利用なさいますか？」
「お借りしていいの？助かります。婚家と実家とお参りするのよ」
「仏様、きっとお喜びになりますよ。焦らないで大丈夫です。お買い上げ有難うございます。これ、来年の干支の飴ちゃんです。よろしかったらどうぞ」
「わぁ！」有難う。行ってきまーす！」
しばらくして
「手桶有難う！間にありました。助かったわ」と笑顔でお帰りになりました。
お客様もお墓の仏さまもうめ家もハッピーな時間でした。
うめ家は幸せになるお墓まりのお手伝いをする石材店です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。