都立八柱霊園前のうめ家石材店です。
八柱霊園管理事務所へ墓所返還工事手続きをしてきました。

閉眼供養をして、ご遺骨を取り出しました。
今回は八柱霊園ではなく小平霊園の合同埋蔵施設へ改葬です。
お客様ご自身が小平霊園へご遺骨を搬送して埋蔵手続きをなさいます。
なぜ 八柱霊園ではなく小平霊園の合同埋蔵施設なのか。
それは、小平霊園の方がご自宅に近いからです。
つまり、個別のお墓をお終いにしても合同埋蔵施設にお参りしたいご希望があるからです。
ご自身のお墓はご自宅近くにお持ちです。
かといって、八柱霊園に祀っているご遺骨を埋葬するサイズのお墓ではない。
でも 出来る限り供養・お参りしたい そう考えて 小平霊園の合同埋蔵施設へ施設変更申請をし、今回の改葬となりました。
施設変更申請・改葬許可・閉眼需要・返還工事をサポートさせていただきました。

前日のお花がまだ生き生きしています。
返還工事の前に「閉眼供養」をおすすめしています。
ご遺骨はものではありません。
人生を生き抜いた人です。
生きている人をいきなり、どこかへ引っ越しさせることはありませんよね。
ご遺骨となっても 引っ越しをするときは
相手への「敬意・事情説明」が必要と思います。
そのための「儀式」それが閉眼供養です。
仏教・神道の宗教者を手配可能です。
「無宗教」であっても
相手への「敬意・事情説明」を儀式として執り行って欲しいと思います。
また、ご遺骨(人)に対してだけではなく
お墓として使っていたその場所にも
「今まで使わせていただいて ありがとう」と語り掛けて欲しいと思います。
お墓ではありませんが
昨年旧店舗を解体した時、感謝と工事の安全を祈願して読経していただきました。
その時のブログはこちら
https://umeya400.com/ume-log/archives/5429
今回のお客様は八柱霊園から小平霊園へご遺骨の引っ越し、つまり「改葬」です。
そして、合同埋蔵施設へ改葬したからと言って「供養をお終い」にするわけではありません。
誰も、その人を思い出さなくなった時
それが供養の終わりかもしれません。
もしくは 自分自身がその人を思い出せなくなった時ともいえるかもしれません。
思い出したとき
会いに行ける場所があるということは 幸せなことではないでしょうか?
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
