お墓参りエピソード➁ 墓参りでとんでもない話

都立八柱霊園前のうめ家石材店です。

「こんにちは~!」(お客様)

「は~い!あら いらっしゃい。あっ!そろそろ 命日?」(うめ家)

「うん、そう。」

「今日は一人?」(うめ家)手桶を下ろしながら

「おばちゃんと姉ちゃんと待ち合わせ。」

「手桶のタガ緩んでたから締めたよ。少し、水張っておくね」

「ありがとう~」

しばらくして、揃ったので

「お花いつもので いい?」(うめ家)

「いつものでお願い。行ってきま~す。戻ったらちょっとゆっくりするね。」(お客様)

「いってらっしゃい。」(うめ家)

お墓から戻ってくる。

「只今帰りました!」(お客様)

「お帰りなさい。」(うめ家)

「手桶水漏れしませんでしたか?」(うめ家)

「全然大丈夫だったよ。」(お客様)

「よかった!年季物の手桶だけどまだ大丈夫ね。」(うめ家)

「はぁ~、ちょっとおトイレ貸して~」(お客様 おばちゃん)

「どうぞ、足元気をつけてね。うちバリアフリーじゃないから」(うめ家)

何となく見守り

トイレから戻ってくると
「おばちゃん、この杖高さあってないんじゃない?ちょっと直したよ」(お客様)

「えぇ?そう?あっ丁度良くなった(⋈◍>◡<◍)。✧♡」(お客様 おばちゃん)

その後、戦前からのうめ家の話になる・・・・・。

そして、

「この前 納骨した時 結構いっぱいだったよね。あたし、入るところある?」(お客様 おばちゃん)

「古いお骨、骨壺から納骨袋にうつしたり、カロート中の土の部分に埋めればスペース作れますよ。
大丈夫、入るところあるから。」(うめ家)

「そうか、戦死した〇〇は骨壺に紙が入っているだけだもんね」(お客様 うめ家)

「じゃぁ、このひと達(姪っ子 お客様のお姉さんご夫婦)子供いないのよ。
どっちか先に逝っちゃって残された方は、どうやってお墓に入るの?」(お客様 おばちゃん)

ものすごくストレートな質問です。

「そこのお墓はお寺のお墓ですか?永代供養墓ありますか?」(うめ家)

「あります。古いお骨を永代供養墓へ移しました。」(お客様 お姉さん)

「お寺さんとの関係は 相談できる 関係ですか?」(うめ家 お姉さん)

「相談できる関係です」(お客様 お姉さんの夫)

「良かったです。多くのお寺さんは相談できる方ばかりなのに、マスコミでは面白おかしく書き立てることが多いから」(うめ家)

「そうですよね。うちのお寺はごく普通に話の分かるお寺さんですよ」(お客様 お姉さんの夫)

「でしたら、まずはお寺さんに相談するのが一番いいですよ。もしもの時の連絡先もお寺さんにしておくとか。」(うめ家)

「そうですね。相談してみます。」(お客様 お姉さん)

「そっちは、大丈夫だね。」(お客様 おばちゃん)

「ところで あんたはどうなんだい!結婚しないの!」(お客様 おばちゃん)

「え?前連れてきたじゃないですか」(うめ家)

「それは、離婚した。」(お客様)

「そうじゃなくて、次の人のほう」(うめ家)

「え!あの、まだちょっとそろそろ・・・・・」(お客様)

「するって言ってなかったけ?去年。」(うめ家)

「そろそろ・・・・・」(うめ家)

「いくつになったっけ?」(お客様 おばちゃん)

「〇〇才」(お客様)

「じゃぁ、来年厄年明けるじゃん。」(うめ家)

「うん、後厄」(お客様)

意外と厄年を気にしている?

「ほ~ら、うめ家さんにも心配かけて!」(お客様 おばちゃん お姉さん)

みんな笑う。

命日参りに来たら、お骨になったらの話も結婚の話もうめ家でできてしまいます。

しかも、なんの違和感もなく。

今日も最後まで読んでいただき ありがとうございました。

お墓のこと・終活のこと、 お気軽にご相談ください。

八柱霊園参道 うめ家石材店

Webでのお問い合わせはこちら

TEL:047-387-3834

LINE@はじめました

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする