都立八柱霊園前のうめ家石材店です。
オンラインデスカフェ「死生観光トランプでDeathについて喋るんデス!」に
参加しました。
主催は 若手僧侶有志グループワカゾー の方々です。
ワカゾー流デスカフェはこちら
https://wakazo-deathcafe.com/shiseikanko-trump/
世界中の「死生観」を集めて世界旅行しちゃおう!
そんなコンセプトを感じるトランプです。
一枚一枚個性的なイラストで、世界中の「死」に対する考え方や「お弔い」の様子が記されています。
死生観光トランプ カード解説はこちら
https://wakazo-deathcafe.com/2020/03/28/trump_incense/#trump_incense_10
カードの表は御朱印風なデザインですね。おしゃれ感満載です。
今回はグループトークの中で
三枚のカードを選ぶ方法が採択されました。
➀ジャケット買い(直感的に惹かれた)カード
➁内容やイラストに共感を覚えたカード(これ好き~!わかる~(⋈◍>◡<◍)。✧♡)
➂内容やイラストを受け入れることができなかったカード(これ嫌~!)
を各一枚ずつ選び、その理由を話しました。
➀のジャケット買いで選んだのがこちら。
説明を読むと おどろおどろしいのですが、
何となく ロックンロール(意味不明:(笑))な感じがして・・・
某海外ロックミュージシャングループを彷彿させる感じで選択しました。
➁共感を覚えたカードは
賑やかにして、悪霊に悪さをされないように。
故人を明るく穏やかに送り出したい気持ちで選択しました。
➂これ嫌~!と感じたのがこちらのカード
遺体を踏んだり蹴ったり、はちょっとできないなぁ。
でも、
もしも 死んだ原因を「死霊の仕業」と考えるなら
遺体を踏んだり蹴ったりは 儀式として大切なことなのかもしれません。
ちょっと意味は違うかもしれませんが
火葬のあと、骨壺に遺骨を納めるときに骨量が多くて納め切らないとき
すりこ木棒のようなもので「お骨押し押し」(通称)して骨壺に納めることあるし。
遺骨を押しつぶす行為であっても おさまるべき骨壺に納めるためなら大切な儀式です。
それと似ているような気が後からしました。
このトランプの特徴は必ずしも「死」を語らなくても良いことにあります。
普通にトランプとしての機能を持っているのです。
ババ抜きをしても
ポーカーをしても
7並べをしてもよい。
ゲームの中で手にしたカードのイラストを見たり
カードの説明を呼んだりして
遠くに感じている「死」を
日常の中で気軽に話す機会を得ることができたらいいね、という感じです。
「10代の子ども達が死生観光トランプで遊んで欲しいなぁ」と私が言うと
耳だけ参加していた我が家のJK(女子高校生)が
「やりた~い」と元気よく発言していました(笑)
2回目のグループトークでは
「自分自身、どのような人生の最後を迎えたいか」
というタイトルでトークセッションが行われました。
私自身は 自分自身の「死」を見つめることで
「今どう生きるか」と自分自身に対しての気づきがありました。
今回のデスカフェのグループトークの中で居心地のよさを感じました。
それは、ご参加の方々が「人の話をあるがままに聴く」姿勢だったことです。
「相手の話や気持ちをジャッジしない」これはなかなか難しいことです。
つい「自分は○○」と思ってしまう。
「オープンダイアローグ」な場に参加出来て、とても良い経験でした。
沢山の違うがあってよい死生観、ただ対話するだけで癒される時間を過ごさせていただきました。
死生観光トランプそのものは販売されていますが、PDFでダウンロードして自分で作ることもできます。厚手の用紙に印刷するのがお勧めです。
https://wakazo-deathcafe.com/shiseikanko-trump/
「うめ家でも死生観光トランプワークショップやって!」とリクエストがありましたら
どしどし お問合せ下さい。検討させていただきます。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。