都立八柱霊園前のうめ家石材店です。
ある日、ふらっとお立ち寄りのご夫婦。
お墓を建てるご相談でした。
公営墓地に当選です。
しかも、はじめから
お墓じまいを想定していらっしゃいました。
実は、よくあることです。
ただ、今までとは違っていたのは
永代使用料と建墓費用(希望内容含む)、返還費用を合わせて条件が合わなければ当選をキャンセルして、
散骨する、ということでした。
できる限りのご提案はさせていただきましたが、
「自分たちにはお墓を持つ縁がなかったようです。散骨します」
とお返事をいただきました。
出来たらお墓を持ちたかったお客様です。
「祈りの場所」が欲しかった。
しかし、諸事情でお墓ではなく、散骨という選択をされたお客様、どうか故人と向き合う
「祈り」がある散骨であることを願ってやみません。
そして、これからの人生の幸せを願ってやみません。
どうしても、ご要望をかなえて差し上げることができないこともございます。